サレ夫日記#2 シタ妻との始まり

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はじめに

こんにちは、タクヤです。

不倫されてから自分が好きだった頃のアヤを思い出すことが増えた気がします。
iPhone内に保存された写真を見返す頻度も増えました。

不倫発覚時は【再構築】 or 【離婚】で悩み、離婚を考える自分を後押しするために写真データなどの思い出をすべて捨ててしまおうかとも悩みました。

一緒に生活を続けている今は、捨てない選択をして良かったと思います。

初めてのお泊り

飲み会終わりにバイト仲間(男)とアヤが泊まりに来た。

私は元カノと別れてから半年以上が経過しており、自宅に女性が遊びに来るのは久々のことであった。

アヤが家にくる!正直下心がいっぱいであったが、何か起きるわけでもなく、アルバイトと飲み会疲れをした我々3人はすぐに就寝した。

何時間くらい寝ただろうかバイト仲間(男)がもうすぐバイトが始まるからと言って慌てて帰っていった。
そしてアヤと私は初めて2人きりになった。

2人きりになったところでアヤの遠距離中の彼氏が気になる私は、いろいろと話を聞いた。
交際期間が長くお互いの両親に挨拶を済ませていること、
彼氏の嫌なところがたびたび目につくため結婚相手として悩んでいること、
彼氏の仕事が忙しくなかなか会う時間がないこと、
彼氏は遠距離先で仕事を続ける気でいるが、アヤにはその気がないことなど。

そして、上京して数ヶ月経っている今、一度も彼氏と会えておらず毎日寂しいと思っていることをアヤは話した。

アヤの表情が非常に寂しく見え、思わずベッドに誘ってしまった。

私「こっちにおいでよ」

アヤは嫌がる素振りもなく、背中をこちらに向けベッドに横になった。

女性の匂いを久々に近くに感じドキドキした。私はそっとアヤの前に手を回し身体を寄せた。

私も久々の人肌を感じ、緊張もしたが、それ以上に安心感があった。
アヤも同じ気持ちを抱いていたように思う。

寂しそうな彼女が放っておけなかったのだろうか、それとももう既に彼女に惚れていて気にしなかったのだろうか、、、

誕生日

数ヶ月が経った。私とアヤの関係は恋人と変わらなかったように思う。

この頃は私はアヤを独占したい気持ちになっており、アヤに対して遠距離中の彼氏と別れるよう説得する日々を送っていた。

電話の向こうの彼に向けるアヤの「別れよう」、それに対する「会ってから決めよう」のやりとりは眼の前で何度も聞いた。声を出して別れさせることもできたかもしれない。けど、納得したうえで別れてもらいたかった私にはそれはできなかった。

アヤと彼氏が別れない状況が続く中で、彼氏がアヤの元へ遊びにくることになった。
不運にもその日は私の誕生日であったが、アヤと彼氏がやっと別れるという淡い期待もあった。

その日はすごい長く感じた。

私「抱かれた?」

アヤ「うん。でも聞いて、すごい嫌だったの。頭の中はタクヤでいっぱいだったの。」

この日、私にとって最悪な誕生日となった。

今思えば、アヤの彼氏がいても他の男と寝られる性格、気圧されると抱かれてしまう性格に見切りをつけておけば、私の後悔にはつながらなかったのかもしれません。

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